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松山城(日本100名城) [城]

 

2009年8月29日(土)

 

松山城。

現存天守、21棟の重要文化財。

姫路城にも劣らない連立式天守が今に残る。

まさに名城。

なんで国宝じゃないんだろう・・・

 

松山城は標高131mの勝山山頂にある平山城。

1595年加藤嘉明公が6万石にて入封。

その後20万石に加増され、松山城を築城。

しかし、完成直前の1627年に会津へと移封となり、蒲生氏が入る。

蒲生氏のあとは、松平(久松)定行公が15万石で入封し、明治まで至る。

この松平氏の時に、当時五重だった天守閣を三重に改築。

幕府に遠慮したらしい。

五重だったらすごかったんだろうな。

 

 

前はリフトで登城したが、本日は歩くことに。

県庁裏からアプローチ。

なぜなら、これが見たかったんです。

登り石垣。

万里の長城のように山麓から山頂まで続く。

ノボリイシガキ1.jpg

ノボリイシガキ2.jpg

 

舗装してある道だけど、とんでもない傾斜。

それがし這うように登っていくけど。しんどすぎる。

平気で散歩しているおじいちゃまたちがいた・・・ 

 

 

ようやく登っていくと見えてくる凄い石垣。

大手門跡から太鼓櫓方向。15m超の高石垣。

タイコヤグラホウコウ.jpg 

 

複雑な、というか迷路のような道を登る。

アッチへ行ったら、Uターンしてコッチへ戻るみたいな感じ。

くどいまでの屈曲、過剰なまでの防御。

イッタリキタリ.jpg

 

戸無門をくぐる。

その名の通りなぜか扉がない。

トナシモン.jpg

 

 

と見えてくる筒井門。

どれが復元か、どれが現存が分からない。

どうでもいいか。立派だし雰囲気バツグンだから。

その横には隠門。

確かに表から見ると隠れて見えない。

筒井門をくぐって見た隠門。

筒井門。                             隠門。

ツツイモン.jpg カクレモン.jpg

 

筒井門を勇み足で通った敵を、隠門を通って背後から攻撃する。

そんなことを思いながらグルッと回る。

筒井門をくぐり隠門へ行き、また筒井門をくぐり隠門を見る。

なんかトムとジェリーみたい。グルグル目が回る。

 

 

本丸へ到着。

現存天守が見えてきた。

三重三階地下一階の大天守と二重二階の小天守。

マツヤマテンシュ.jpg

 

こうやって見ると、下見板張の建物は無骨な感じがする。

山麓から見ると、そんな感じがしなかったけど。

 

 

司馬遼太郎先生は、『坂の上の雲』の冒頭で書いている。

 

 『伊予の首邑は松山。

  城は松山城という。・・・

  その市街の中央に釜を伏せたような丘があり、丘は赤松でおおわれ、

  その赤松の樹間がくれに高さ十丈の石垣が天にのび、さらには瀬戸内の

  天を背景に三層の天守閣がすわっている。

  古来、この城は四国最大の城とされたが、あたりの風景が優美なために、

  石垣も櫓も、そのように厳くはみえない』

 

どうやら周りの景色と相まって、優美に見えるらしい。

だって、こうやって下から見上げると、桁行が長く厳めしい。

鉄砲狭間や石落もあるし。

ノキダラケ.jpg

 

 

この天守は、現存の建物や復元の建物が入り組みまるで迷路のよう。

どこを歩いているのか分からなくなるけど、なぜか気持ちが良い。

タイム・スリップしている感じ。

イリクムテンシュ.jpg

メイロノヨウ.jpg

 

こんなものも残っているし。

すごいっス。

ヨクノコッテイルナ.jpg

 

 

天守内部へ入り見学。

景色を見るよりも、目に入ってくるのは素晴らしい建築物。

 

大天守。

三重なのでなんかゆったりと見える。

腰が座っているけど、五重の方がバランスがいいかも。

マツヤマテンシュ1.jpg

 

小天守。

マツヤマテンシュ2.jpg

 

小天守から見る。

やっぱり迷路。ココまでくるのにグルッと回る。

マツヤマコテンシュカラ.jpg

 

 

これでもかっ、というくらいの瓦。

景色よりも。内部の様子よりも。それがしは建物群に圧倒される。

コレデモカノカワラ.jpg

 

 

当然のように景色は良かったです。

今日は天気が良くて気持ちいい。

四国まで来た甲斐があった。

マツヤマジョウテンシュカラ.jpg

マツヤマテンシュカラ2.jpg

 

名残り惜しいが、 天守を下り乾櫓方面に。

振り返ると天守の頭がチラリと見える。

テンシュガチラリ.jpg

 

 

 

四国最大、現存天守が残る松山城。

山麓から見える姿は優美だが、

登るとだんだんと現れるその戦闘的な姿。

その石垣、その屈曲、その櫓。

天守に辿り着くことは、まさに困難。

これぞ、天下の名城ですよね。

 

 

ホントに素晴らしかった。

今まで残ってくれてありがとう。

また来るぞ、絶対。と誓った次第。

 

 

 


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コメント 12

たかぼん

これで国宝じゃないんですか。
なんでだろ。。。
愛媛いいお城がいっぱいです。
by たかぼん (2009-09-05 21:52) 

ノリパ

> たかぼんさん

  国宝ではないんですよ。でも、現存遺構が多すぎて、どれが復元で、
  どれが現存がわからないくらいです。国宝級であることには間違いない
  お城だと思います。
by ノリパ (2009-09-06 05:39) 

take

歩いて登城しましたか、さすが本格派ですね。
ここは本当に、天守・櫓・門など現存する遺構が多く、
一通り見て回るのも大変なくらいでしょうけど、ゆっくり
見てみたいです。仕事で行ったときに、20分くらいで見て
きただけなので。
by take (2009-09-06 06:08) 

ノリパ

> takeさん

  歩いて登り始めて、後悔しました。すごい傾斜の坂道でした。
  おっしゃるとおりで、現存遺構が多くてすごいお城ですよね。
  それがしもまた行きたいです。なんか松山って、ゆっくり回りたくなる
  街ですよね。
by ノリパ (2009-09-06 07:18) 

fuzzy

実戦向きな荒々しい作りの城ですね、籠城されると、攻めるに辛いですね。
山城で生活するのも辛そうですが。
by fuzzy (2009-09-06 10:11) 

袋田の住職

歩いて登るところに意味がありますね!
歴史を感じさせる実に良い城です。
by 袋田の住職 (2009-09-06 18:38) 

ノリパ

> fuzzyさん

  ホントですね。こんなところに住めませんよ。でも、一旦籠られると
  これは落ちなさそうなお城だと思いました。
by ノリパ (2009-09-06 19:42) 

ノリパ

> 袋田の住職さん

  そう思って歩いて登りました! でも、後悔しました!
  めっちゃしんどかったですよ。。。 登り石垣は、ちょっと見るくらいで
  いいと思います。ずーっと、石垣が山頂まであるのを見ても、なんか
  味気ないだけでした。
by ノリパ (2009-09-06 19:45) 

Morimo

おじいちゃまたち。。。元気があるということは、いいことです。
by Morimo (2009-09-06 20:30) 

ノリパ

> Morimoさん

  特にお元気なおじいちゃまたちだったのかもしれません。
  それがしは、もう息絶え絶えでした。
by ノリパ (2009-09-07 18:51) 

keroro

うーーん、素敵ですねー、松山城。
この前、リフトで登っちゃったので、自己嫌悪。
次回は絶対徒歩で。
私も城下に住んでみたいです。そしたらひょいひょい登る。。。
by keroro (2009-09-12 19:15) 

ノリパ

> keroroさん

  いいところですよね。徒歩で登るのは、しんどいですよ。登り石垣は、
  県庁裏から見られますので、見るだけにしたほうがいいですよ。
by ノリパ (2009-09-13 00:54) 

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