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金沢城(日本100名城) [城]

 

2011年9月16日(金)

 

加賀百万石のお城、金沢城。

 

白山山系から連続する丘陵地帯の果て。

その台地の先端、がけの上に築かれている。

 

この地に最初に注目したのは蓮如上人。

ココに尾山御坊を建立し、やがて勧進帳で知られる

守護・富樫氏を追放して、加賀の国全体を支配する。

結果、『百姓が持ちたる国』となり、この地方の中心となる。

 

1580年に加賀一向一揆の拠点である尾山御坊を陥落させた

柴田勝家は、その家臣佐久間氏を入封させ、お城を築かせた。

 

近代的な城郭として体裁を整えたのは、

佐久間氏のあとに入った前田利家・利長親子。

以後、幕末に至るまで、加賀百万石の居城として栄える。

加賀といえば、大河ドラマ 『利家とまつ』 を思い出す。

『何から何までまつにお任せくださいませ』 というセリフが忘れられない。

 

 

 

兼六園から橋を渡ると金沢城。

現存遺構の重要文化財、石川門がお出迎え。

おっと、なんか工事してる。

イシカワモン.jpg

 

1788年に再建された石川門。

なまこ壁と鉛瓦が個性的な枡形。

ビニールに覆われ、石垣が隠れていたのが残念。

コウジチウ.jpg

 

 

 

気を取り直して、石川門をくぐる。

まだ8:00前なのに、案内所が開いている。

無事、日本100名城スタンプを押すことに成功。

 

早くも目的を達してしまった。

あとはゆっくり見て回るとするか。

 

復元された河北門の横を登り、お城方向を望む。

 

 

うーん。

とってもいい景色。

白漆喰に海鼠壁、鉛瓦。

火事が絶えなかった金沢城の防火対策とはいえ、

ココにしかない個性的外観、ザ・カナザワ・キャッスル。

カワキタモンカラ.jpg

 

 

 

大手門まで歩いて散歩。

金沢城は広いっス。

というか、贅沢な土地の使い方。

芝生の向こうにお城って組み合わせはいいなぁ。

大手門方向から望む。

オオテモンカラ.jpg

 

大手門には大きな石がご鎮座。

登城する人を圧倒している感じ。

カナザワオオテモン.jpg

 

 

 

大手門を出てお堀を見学。

あれっ? 

犬走りがあるぞ。

石垣の組み具合がちょっとチガう。

腰巻の部分は、後になって積んだのかな。

イヌバシリカイナ.jpg

 

 

いーもん見られた。

よかったよかった。

再び大手門から入城。

ブラブラ歩きながら河北門をくぐり、三の丸広場へ戻る。

 

 

三の丸広場から見る復元の五十間長屋と菱櫓。

これは、ホントにながーい。

五十間というから本当に90mあるんだろな。

スカッとした青空じゃないのがちょっとクヤシイけど。

青空に芝生の緑、白い姿が映える優美な姿、美しいっス。

ゴジュッケンナガヤ.jpg

 

 

右端の櫓、菱櫓から見る五十間長屋。

こんな忠実な復元なら大歓迎。でもお金かかったんだろうな。 

エニナル.jpg

 

 

 

いろんな時代、いろんな種類の石垣を見ながら散歩。

さっき兼六園で、いろんな石垣を紹介している写真入り

パンフレットをもらったので、いちいち見て回った次第。

 

それにしても。

現存の三十間長屋の石垣、

というか石積みには感動した。

パズルようにかっちり組まれている。

近くでみると、はつり加工してある。

表面をわざとザラザラさせ模様をつけている。

サンジッケンナガヤ.jpg

 

 

グラデーションといい、これはまさに芸術品。

泰平の世がなせるものなんだろうけど。

 

さすが金沢。

技がちがう。

さすがのわざかな。

ゲイジュツヒン.jpg

 

 

他にも興味深い石垣沢山あったけど。

石垣紹介のブログじゃなく、それがしの備忘録なんで割愛。

 

 

なにもない本丸へ登り、

五十間長屋を見おろしながら金沢城の広さを実感。

本丸から下りてくる途中に、現存遺構の鶴丸倉庫。

陸軍の倉庫として使われた時期があり、ちょっと改変されている。

ツルマルソウコ.jpg 

 

 

ぐるっと反時計まわりにまわったので、

再び五十間長屋の前に出てきた。

うん、やっぱり絵になる。見てて気持ちイイっ。

サヨウナラマタクルヨ.jpg

 

 

絢爛な文化が花開いた金沢。

その平和主義は、明治以降は評価されず冷遇された。

確かに、鳥羽伏見の戦いでは幕軍だったのが、

錦の御旗が出るとすぐに官軍に味方するくらいだからな。

 

前に読んだ 『武士の家計簿』 は、加賀藩御算用者のお話。

冷遇される加賀藩士の中、主人公は算術の力で明治時代を生きていく。

革命家たちの寄り合い所帯である官軍の兵站業務を担ったのは、

加賀100万石の参勤交代、日本最大の大名行列を差配した加賀藩の御算用者。

芸は身を助く、とはよく言ったもんだ。それがしも何か一芸を身につけなきゃ。

 

 

なんか変なことを考えながら、石川門をくぐり外へ。

 

来るときに気になったので、

しばし歩き本丸南面の高石垣に。

下から見上げると、とっても迫力ある。

優美な姿じゃない、こんな姿も金沢城にはあるんだ。

奥深いお城だなぁ、隣の兼六園といいサイコーな場所。

タカイシガキ.jpg

 

 

加賀100万石の居城。

海鼠壁に鉛瓦の優美な姿がとっても個性的。

優美、繊細、上品、気品、そんな漢字が似合う。

いろんな時代、いろんな種類の石垣も堪能でき楽しい。

 

とってもイイお城でした。

またいつか来ようっ、と思った次第デス。

 

 

 

 

 


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コメント 10

susumu

金沢城のような個性的なお城は好きですね。
実際に行って見ると写真で見るよりもっと感動するのでしょう。^^
by susumu (2011-09-23 14:34) 

袋田の住職

私は石川門から高石垣を見て、ぐるっと時計回りに一周し、
菱櫓、五十間長屋を見て兼六園へ向かいました。
本当に広大な城で、さすがに歩き疲れました。
海鼠壁と鉛瓦は実に贅沢ですね。
by 袋田の住職 (2011-09-23 14:50) 

Sazaby

前回いったときは河北門の覆屋しか見られなかったので
また見に行ってきます(  ̄▽ ̄)ムフ

by Sazaby (2011-09-23 19:34) 

ノリパ

> susumuさん

  五十間長屋は遠くで見た方がよかったです。というか写真
  写りがいいですよ(笑) いろんな石垣は楽しかったで
  す。石垣だけで記事書けます、めんどくさいのでやめまし
  たけど。
by ノリパ (2011-09-23 22:21) 

ノリパ

> 袋田の住職さん

  大きなお城ですよね、それがしも少々疲れました。
  それがし兼六園から見て、反時計まわりで金沢城ですから
  ご住職と反対でしたね(笑) 
by ノリパ (2011-09-23 22:24) 

ノリパ

> Sazabyさn

  河北門はキレイに出来上がっていましたけど、肝心の石川
  門が工事中でした。それがしもまた行きたいですね。ずっ
  と先になってしまいますが。
by ノリパ (2011-09-23 22:25) 

たかぼん

金沢城はいろいろな石垣が紹介されてますよね。
1周するのも凄い時間がかかるし、広くて見所いっぱい。
自分が行った時もいろいろと工事してたのでまた行ってみたいです。
by たかぼん (2011-09-24 00:00) 

ノリパ

> たかぼんさん

  やはり工事中でしたか。広いですから、いつもどこかで
  こうじしているんでしょうかね。石垣はいろんなのがあっ
  て見ていて楽しかったです。でも、三十間長屋のは石組み
  は感動しました。
by ノリパ (2011-09-24 09:09) 

はまやん

こんばんは~
昔はなにもなかったような気がするのですが、
今ではいろいろキレイになっちゃって。
石川門もすごくキレイなので、また見に来てくださいね!
by はまやん (2011-09-26 23:13) 

ノリパ

> はまやんさん

  また絶対行きますよー。素晴らしいお城ですよね!
by ノリパ (2011-09-27 00:50) 

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